就活では少し遠回りしたけれど、
「一緒に働きたい」人たちに出会えた。

齋藤 薫 2020年入社 東京支店

Q.就職活動の際、何を軸に活動しましたか?

私の就活はかなり特殊で、2年かけて行いました。1年目はいろいろな会社の話を聞いたのですが、やりたい仕事、入りたい企業が見つかりませんでした。無理してどこかに入社しても長続きしないと考え、翌年も臨みました。1年目に軸のない状態で活動したので、2年目は「この会社のために働きたい」「この人たちと一緒に仕事がしたい」と思える環境があるかどうかを基準にしました。

Q.安心110番との出会い、入社動機は?

当社は、友人から「おすすめの会社」だと聞き、説明会に参加しました。そこで社員の方の温かい雰囲気を感じたと同時に、社会的意義のある仕事だとわかり、入社を決めました。「かかってくる何万件もの電話の1本は、担当者にとっては数ある中の1本だけど、お客様には一生に一度のことかもしれない。その意識を持って働いています」という先輩社員の言葉に背中を押されました。民間企業で受験したのは、当社だけです。

齋藤 薫 - 若手社員に聞く 01

Q.現在の仕事内容を教えてください。

スーパーバイザーとして、コミュニケーターからの質問に回答し、作成された受付票の記入漏れがないかをチェックして東京海上日動の担当部署に送信しています。受付票とは、事故が、いつどこで、どのような状況で発生したかについて、さらには、車両の損害程度や当事者のケガの状態などをまとめたものです。最終的に保険金が支払われるかどうかの判断の元になるデータなので、責任は重大です。また、その後の業務の流れや保険金支払いまでの全体像も理解し、お客様に適切なアドバイスやご案内も出来るようにしています。

齋藤 薫 - 若手社員に聞く 02

Q.仕事の難しさ、大変なところは?

電話対応で直接お客様の話をお聞きする際に難しさを感じるケースが多いですね。お客様は、私たちがどんな内容でも回答し、解決してくれると思っておられます。ですが、内容によっては明確な答えを出せないものもあり、そのあたりが苦慮するところです。また、お客様は事故直後で動揺し、気持ちに余裕がなくなっている方がほとんどです。こちらも慌ててしまっては混乱するだけなので、お客様の気持ちに寄り添いながらも、冷静に対応するように心がけています。

Q.仕事の魅力、やりがいを感じることは?

お客様からの電話で、「すぐにこっちに来て欲しい!」と求められたことがありました。私たちはお客様のもとに行くことはできないので、説明・説得しましたが、なかなか了承して貰えません。困り果て、担当の代理店の方に相談したところ、ゴールデンウィークのお休み中だったにも関わらず、すぐにお客様のところに駆け付けてくださいました。自分たちには、お客様のために、ともに動いてくれる心強いパートナーがいることに感動し、改めて、この仕事のやりがいを実感しました。

Q.あなたにとって安心110番はどんな場ですか?

「人の役に立てた」という実感が持てる場所。それは、日々の業務から明確に感じ取ることができます。また、「自分の個性」を発揮できる場でもあります。私は、人の話をしっかり聞いて、方向性を見出していくタイプです。そうすることで、相手のニーズを掴むことができると思っています。就職まで少し遠回りしましたが、当社に入って良かったとしみじみ感じています。「自分の目は正しかった!」って(笑)。

Q.退社後や休日はどのように過ごしていますか?

映画が好きで、映画館によく行きます。夜遅い時間帯、観客が少ない中で観るのが心地いいです。会社が平日休みなのも、私にとってはありがたいです。読書も趣味で、ジャンルはミステリーから社会派までなんでも読みます。あと、一人カラオケも。一人だと誰にも何も言われないので、好きな曲だけを歌いまくっています(笑)。

齋藤 薫 - 若手社員に聞く 03