自身の経験を活かし、周囲を巻き込みながら人が育つ組織を作っていく。

久保田 優人 2009年入社 大阪支店 マネージャー

出向で得た知見・経験を社内で活かす。

入社4年目の1年間、東京海上日動へ出向したことが、私のキャリアの中でターニングポイントになりました。出向先は、主に火災保険や新種保険などの商品を取り扱う「火災新種課」という部署です。大阪支店から火災新種課に出向したのは私が初めてでした。当社では、入社3年目に東京海上日動で1ヶ月間業務を学ぶ研修制度がありますが、1年間の出向は私の年次が最初でした。

以前から火災・新種保険に興味があって勉強していたので、辞令が出た時は嬉しかったです。当社の業務は、事故にあわれたお客様に保険金をお支払いするまでの損害サービスの入り口にあたりますが、その「先」は未知の世界です。もちろんプレッシャーもありましたが、新たなことを体験できる期待感のほうが大きかったですね。実際、受け持った事案の保険金支払いまでの全プロセスに携わることができ、やりがいを感じました。

「出向で得た知見・経験を社内で活かす。

当社に戻った際は、出向先で得た知見や経験を社内にフィードバックしました。例えば、研修や受付マニュアルに火災・新種保険に関する最新の情報を付加したり、東京支店からの出向者と協力して各種ツールを作成したり。そのツールは現在も使われています。当時はまだ火災・新種保険に精通している人が少なかったため、「火災・新種保険のことなら久保田に聞け」と言って貰えるような存在になれました。

メンバーの士気を高め、共に成長する。

そして、その後に人材育成の業務に携わったことも、一つの転機になりました。人を育てることの難しさや魅力を知り、大きく意識が変わりました。それまでは、目の前の「タスク」に取り組むことを最優先に考えていましたが、全体を俯瞰して見るようになりました。

『おもしろおかしく、真剣に働く』というのが私のモットー。部下や後輩たちに「仕事の面白さ・楽しさ」を気付かせ、モチベーションを上げることが、組織の成果に繋がると考えています。そのためにはまず、私自身がワクワクしながら働いている姿を見せなくてはいけません。また、メンバーの個性や価値観、強みを理解し、それが発揮できる機会を作ること、誰かの良い点に気付いた時はすぐに「いいね」と伝えることを意識し、全体の士気を高めています。メンバーが楽しそうに仕事に取り組む姿を見るのは嬉しいですし、「誰かの役に立っている」と実感できる瞬間でもあります。

メンバーの士気を高め、共に成長する。

当面は、今携わっている人材育成への理解を、より深めたいと考えています。「人を育てる」とはどういうことなのか、自身の役割は何なのかを、周囲のメンバーも巻き込みながらより深く追求していきたいです。当社の強みの一つは、手厚い教育・サポート体制ですが、自分もその強みのさらなる発展に貢献し、当社を東京海上グループで「一番人が育つ、エンゲージメントが高い会社」にするという自身のビジョンを実現させたいです。

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