産休・育休を経て職場に復帰。
子育てと仕事を両立できるフィールドがある。

四ツ橋 明日香 2009年入社 東京支店 アシスタントマネージャー

復帰後の周囲の「期待」が嬉しかった。

私にとって大きな転機になったのは、妊娠・出産を経験し、産休・育休を取得したことです。もちろん子供ができたことはすごく嬉しかったのですが、一方で「これで私のキャリアは終わってしまうんだなあ」とも……。ちょうどチーフからアシスタントマネージャーに昇格したタイミングでもあり、周囲の期待に応えられないという申し訳なさを感じました。

約16ヶ月の産休・育休を経て職場に復帰しました。託された仕事は、若手社員の人材育成という重要な仕事で、復職後も期待して貰っていたことが嬉しく、「よし、頑張ろう!」という気持ちになれました。

復帰後の周囲の「期待」が嬉しかった。

とは言え、子育てと並行して働くことは、それほど簡単ではありません。子供の急な発熱などで休みを取らなければいけないこともありますし、保育園の送迎があるので残業もほぼ出来ません。短時間勤務をしているため、以前のように、仕事のことだけを考えた働き方はできなくなりました。上司や先輩、そして後輩たちもフォローしてくれ、働き続けられることに感謝しています。

復帰後の周囲の「期待」が嬉しかった。02

「将来」への意識が高まってきた。

勤務時間に限りがあるので、現状にもどかしさは感じますが、以前とは状況が違うのだと割り切り、「限られた時間の中で今の自分にできることをしよう」と考えるようになりました。隙間時間を見付けて作業する、同じ仕事でもアプローチを変えてみるなど、試行錯誤を繰り返しながら取り組んでいます。

また、子育てを通し、「将来」を意識することが多くなりました。自分の将来、家族の将来、そして会社の将来。人材育成の仕事については、「これから会社を背負っていく社員たちがいかに活躍できる組織にするか」という命題が自分の中で明確になってきたので、準リーダーとしては、指導する相手をよく見極め、それぞれに合わせた対応をしています。頭ごなしに指示するようなことはありませんし、立場や年次に関わらず、「誰もが大事にすべき思いを持つ一人の人間」であることを常に意識しています。

さらに、現状に甘んじていては、見聞は広がりません。グループ会社の育成業務やコールセンターの運営などを見て、知り、「こういうやり方もあるのか」と気付きを得たいですし、機会があれば、グループ会社にとどまらず、同業他社との意見交換もしてみたいです。もう「ベテラン社員」と呼ばれる年次になりましたが、いつまでも学ぶ姿勢を持ち続けたいです。産休・育休を取ることでキャリアは終わることはありません。産休・育休後も長く働けるし、しっかり両立できるような環境が、当社にはありますから。

「将来」への意識が高まってきた。02