私たちのこれまで、今、そして未来。
若きリーダーたちが本音で語るクロストーク。
Cross Talk 若手リーダー対談

当社でキャリアを重ねて成長し、組織を牽引する立場となった若きリーダーたち。座談会形式で、これまでの振り返りや現在の自身の役割、そしてこれからの挑戦を語ります。

安心110番との出会い、入社を決めた理由。

夏川

皆さん、今日は宜しくお願いします。まず、就活や入社動機の話からしましょうか。私は新卒で、安定感のある金融業界と将来性の高いIT業界を中心に活動していましたが、「人のためになる仕事」という点を重視して保険業界も志望するようになり、当社と出会いました。実は他の会社の内定も貰い、迷っていたのですが、当社の先輩社員の話を聞く機会を設けていただき、そこで感じた「自由闊達で明るい雰囲気」に惹かれ、入社を決めました。

巳波

私も夏川さんと同じ理由です。採用担当者だけでなく、会う人すべてが明るく笑顔で優しく接してくれて、「こんな会社で働きたい!」と感じました。また、私は新卒で証券会社に入り、新規の個人顧客開拓をしていたのですが、「もっとたくさんの人の役に立つ仕事」「よりお客様に寄り添った仕事」を求めて転職活動をしていました。そんな時、当社からスカウトメールを貰い、その業務内容に共感できたのがきっかけでした。

それぞれの就活、安心110番との出会い。
加藤

私も中途入社です。前職はアパレル系の営業でしたが、自身がやりたいこととのギャップが大きく、転職を決意しました。指針にしたのは、「自分が誇りを持って働くことができ、家族にも誇らしく語れる仕事」であること。そんな私に転職エージェントが強く勧めてくれたのが当社でした。事業内容が人や社会への貢献度が高く、かつ、東京海上グループというブランド力もあり、まさに「誇れる」会社に出会えたと思います。

キャリアを重ね、ターニングポイントを迎える。

夏川

私のキャリアパスで最初の転機になったのは、入社6年目に東京海上日動に1年間出向したことです。自動車保険事故の示談交渉や保険金の支払いなどを行う部署に配属され、当社が電話応対した「その先」の業務を学ぶことができました。また、当社とは異なる組織体系の中で働く経験ができ、とても刺激になりました。加藤さんも出向経験者ですよね。

加藤

私が出向したのは、入社5年目の1年間です。配属先は、東京海上日動で火災保険をはじめとした多種多様な保険を取り扱う「火災新種課」という部署で、私は当社から火災新種課への出向の二期生でした。火災新種課では、保険金をお支払いするために、お客様や事故の相手方からの精度の高いヒアリング、約款や必要書類の深い読み込みなど、より高度なレベルでの対応が求められました。

未経験の分野でしたので難しいことが多かったのですが、その分、得るものもたくさんありました。一期生と協力して火災・新種保険に関する社内マニュアルを作成し、出向先で学んだことを当社へフィードバックすることができました。

経験を積み重ね、キャリアアップしていく。
巳波

私のターニングポイントは、入社8年目に採用関連の仕事に携わるようになったことです。会社説明会の実施、面接へのフォロー、内定式の開催などを中心となって担当するうちに、自分の中で新たなスイッチが入りました。学生さんたちに当社をアピールすることで、その良さや強みを再確認できたからです。

当社の最大の魅力はやはり「人の優しさや温かさ」。自分なりの言葉で、メンバーとのやりとりも通してその魅力を精一杯伝えました。大阪支店の採用ならではの、ちょっと面白要素も入れつつ(笑)。そして、良い人材と出会い、当社とうまくマッチングしていくプロセスが面白く、喜びを感じるようになりました。

夏川

私のキャリアのもう1つの大きな転機は、入社10年目に本社の業務推進部に異動になり、3年間勤務したことです。当社の他部署や各支店、東京海上日動をはじめとする東京海上グループ各社、社外のシンクタンクなど、関わる相手が一挙に増え、視野が広がったのも良い経験でした。

今、取り組んでいる仕事、そのやりがいや達成感。

巳波

私は現在、シフトグループの統括をしています。シフトグループとは、勤務日などで区分けした、20名程度のグループです。そのリーダーとして、一体感を醸成し、会社の各種取り組みの推進、グループメンバーのサポートなどを行っています。例えば、火災新種保険に関する知識を強化するため、ミーティングやテストを重ねて行うとか、電話応対品質の向上を目指す取り組みなどです。

メンバーが迷った時や悩んだ時には相談を受け、アドバイスし、今後の指針を示します。メンバーが課題を克服して成長していく姿を見守ることにやりがいを感じています。

仕事のやりがいや魅力、達成感を感じる瞬間。
夏川

私は本社勤務を経て、現在は東京支店でコミュニケーションセンターの責任者をしています。本社が予測した入電量を基に、センター内での人員配置や調整などを行います。私は本社勤務のときには、過去のデータや時々のトピックを加味しながら入電量を予測する業務も担当していたので、その経験が役に立っています。

また当社では、お客様対応に関わる担当業務と併行してプロジェクトチーム活動も行っています。私は自動車・ロードチームの副主査として、ロードサービス会社とのオペレーションの摺り合わせや連携強化にあたっています。当社には様々なチーム活動があるので、幅広い分野での仕事を経験でき、会社の運営にも関われる醍醐味があります。

加藤

私もコミュニケーションセンターを統括する立場で、業務内容は夏川さんとほぼ同じです。多くの社員やコミュニケーターと協力して現場をスムーズに稼働させ、時には一致団結して困難な局面を乗り切るなど、日々、達成感が得られる仕事です。

また、私はチーム活動で人材育成チームに所属しており、新入社員研修のスケジュール作成、定期的な個別面談などを担当しています。前向きでモチベーションが高い新入社員たちと接するのは楽しいですし、巳波さんも言っていましたが、成長を見守る喜びがあります。担当した新人から感謝の言葉やお礼の手紙を貰うこともあり、それもやりがいになります。

巳波

私は、「働き方改革」をミッションとするチームに所属しています。当社でも在宅勤務やリモートワークが増えたことに伴い、新たな電話システムを導入することになりました。システム会社に出向いて動作確認を行ったり、本社や東京支店と連携しながらマニュアルを作成したりと、いずれも初めての経験ばかりでした。

半年以上かけたプロジェクトで、いろいろ大変なことはあったものの、無事にシステム・インできた時は、これまでに味わったことのない達成感がありました。導入初日は各所から問い合わせや相談があり、とても忙しかったのですが、「皆から頼られている」ということを実感できました。

リーダーとしての役割、スタンス、心構え。

夏川

私も含め、皆さんも「リーダー」としての役割を求められるポジションになりました。どのようなスタンスで、どんなことを心がけていますか?

加藤

新人や若手社員の模範となる立場なので、「常に見られている」ことを意識して言動には細心の注意を払っています。相談を受けた時は、相手が困っている状況ですので、スピード感を大切にし、なるべく早くレスポンスするよう心がけています。

相手の性格や考え方に合わせて、アドバイスの内容、伝え方なども変えるようにしています。また、大きな問題が発生した時は自ら表に出てトラブルを解決しますし、最終的には自分が責任をとる覚悟でいます。その意思は言葉にして周囲に示しているので、後輩たちには安心していろいろなことに積極的に挑戦してほしいと願っています。

リーダーとしての役割、スタンス、心構え。01
リーダーとしての役割、スタンス、心構え。02
夏川

私がいちばん心がけているのは、まず、メンバーの話をじっくり聞くこと。それを通して相手の置かれている状況や抱えている問題を把握し、相手に寄り添い、親身になったアドバイスをします。相手にも、自分なりの考えや思いがあるはずです。それがよほど間違っていない限りは相手の自主性を重んじます。もし私が一方的に否定し、自分の考えだけを押し付けようとすると、相手から自発的な発言を引き出すことは難しくなります。そうならないよう、良いことも悪いことも含め、なんでも言い合える職場環境にしたいと考えています。

巳波

個別にお客様の電話応対をするコミュニケーションセンターでは、必ずしも自分がサポートしている各メンバーの近くに、座れるわけではありません。そのため、私は自分からメンバーに近づき、接するようにしています。定期的に社内を歩いて周り、「今日は忙しい?」「何か大変なことはなかった?」などと声をかけ、もし問題があるようなら、早めに把握できるようにしています。そのメンバーのことを、より深く知るには、周囲のメンバー、他のリーダー職(管理職)からの情報収集も大切です。改善点を指摘するだけではなく、「○○さんがいい応対をしてましたよ」といった声を聞いた場合は、早速本人に伝え、モチベーションの向上につなげます。

今後挑戦したいこと、将来のビジョン。

巳波

皆さんは、今後の自身のキャリアパスや当社の将来像をどうお考えですか? 正直なところ、私は今の業務や役割に全力投球!という感じではあるのですが…。ただ、採用関連の仕事が楽しく、やりがいがあったので、できれば面接官を務められるような立場になり、当社とマッチする人材を見い出し、一緒に働く仲間を増やしていきたいです。

人材育成にも興味があるので、目標を掲げるとしたら、人事担当のリーダー職を目指したいと思います。社員がそれぞれの役割を担い、仕事に対して責任感と誇りを持ち、生き生きと働ける会社になるよう、私もスキルアップし、メンバーと共に成長していきたいです。

加藤

私も人材育成には関わり続け、これからも注力したいです。リーダー職に就き、より高度なマネジメント力が求められるようになりました。当社には資格推奨制度があるので、それも活用して、広範かつ深い知識を身につけていこうと思っています。

自動車の性能がどんどん上がり、今後は単純な事故は減少していくでしょう。同時に、業務のデジタル化も急速に進み、AIなどに委ねる仕事が増えてくるかもしれません。そんな時代だからこそ、私は「人の力」がより重要になると考えています。最新のテクノロジーを活用しながら、積極的に新しい領域にチャレンジする会社にしていきたいです。

今後挑戦したいこと、将来のビジョン。01
今後挑戦したいこと、将来のビジョン。01
夏川

私は着実にキャリアアップを重ね、部下の育成に携わるポジションを目指します。役職が上がれば、入ってくる情報量が増え、仕事の幅も広がります。東京海上日動への出向や本社勤務で得た知見を活かし、会社や、グループ全体の組織課題を解決・改革していくのが大きな目標です。

当社は、グループ内では比較的新しい会社です。若手社員が活躍できるフィールドがたくさんあります。若手にもどんどん難度の高い仕事を任せ、全社的にボトムアップしていくことで、当社の企業価値をさらに高めていきたいと思っています。

今後挑戦したいこと、将来のビジョン。02