社会や社員のために

全ての社員にとって働きやすい会社を目指して、
特に健康経営と、仕事と子育ての両立支援に力を入れて取り組んでいます。
また、当社における事業活動、社員による地域・社会貢献活動への
主体的な参加などの取組みを通じて、サステナビリティを進めています。

健康経営の取り組み

当社では、社員の健康づくりに関する方針を「健康経営宣言」に定め、一丸となって健康経営に取り組んでいます。

毎年10月、11月を「健康増進月間」として位置付け、様々なイベントを通じて、社員が自らの健康を考え、 ライフスタイルを見直す機会としています。

健康経営の取り組み

健康宣言

私たちは、「お客様の“いざ”というときにホスピタリティあふれるサービスを提供し、 安心をお届けする会社」として、その基盤である社員およびその家族の心身の健康保持・増進へ向けて、 以下の観点から積極的に取り組みを推進します。

  1. 一人ひとりが、その家族も含め、主体的に心身の健康保持・増進に取り組みます。
  2. 健康への投資を通じて、社員の健康保持・増進を積極的に支援します。
  3. やりがいを持って、健康でいきいきと働くことのできる、企業風土の醸成と快適な職場づくりに努めます。

健康経営推進体制

健康経営推進体制

取り組みの全体像

健康指標

項目 KPI 2022年度 2023年度 2024年度
定期健康診断 受診率 100% 100% 100%
定期健康診断 有所見者率 59.7% 62.7% 67.6%
保健指導(除く特定保健指導) 実施率 100% 100% 100%
特定保健指導 (※ 1) プログラム参加率 30.4% 50.0% (現在集計中)
喫煙率   18.4% 17.1% (現在集計中)
健康アプリ 利用率 58.2% 59.3% 71.5%
適正体重 維持者率 59.5% 62.3% (現在集計中)
運動習慣者比率   27.6% 23.4% (現在集計中)
ストレスチェック 受検率 98.5% 98.4% 97.1%
ストレスチェック 高ストレス者率 12.2% 12.7% 10.5%
アブセンティーイズム 年度中の傷病欠勤の日数の全従業員平均 2.3日 2.0日 3.4日
復職支援プログラム 面談・プログラム実施率 100% 100% 100%
プレゼンティーイズム SPQ(東大1項目版)を用いた従業員調査の全従業員平均 21.8% 23.1% 23.2%(※2)
ワークエンゲイジメント 社員意識調査の関連項目5段階評価の平均値 3.5 3.6(※3) 3.4
※1
40歳以上を対象とした集計結果
※2
実施人数(全従業員)382名 / 回答率 97.1%
※3
実施人数      290名 / 回答率 98.3%

多様な働き方

項目 KPI 2022年度 2023年度 2024年度
時間外労働 平均月間所定外労働時間(1日7時間を超える労働時間) 9時間 8時間 7時間
平均月間法定外労働時間(1日8時間を超える労働時間) 3時間00分 2時間46分 2時間44分
年次有給休暇 取得率 88.4% 91.4% 90.0%
DE&I支援制度の充実 女性管理職比率 29.2% 33.3% 38.8%
仕事と育児・介護・治療の
両立支援
育休取得率 男性 80.0% 100.0% 100.0%
女性 100.0% 100.0% 100.0%
仕事と育児・介護・治療の
両立支援
復職率 100.0% 100.0% 100.0%
1on1コミュニケーション 実施率 100.0% 100.0% 100.0%

仕事と子育ての両立支援の取り組み

当社は子育て支援に積極的に取り組む「子育てサポート企業」として、2019年から、厚生労働大臣より「くるみん」認定を連続して受けています。また2022年には優良な「子育てサポート企業」として「プラチナくるみん」認定を取得しました。

取り組みの一例ですが、妊娠から出産さらには子育てをしながら働く社員へのサポートを目的に「ママ☆パパキャリアアップ応援制度」を立ち上げています。具体的には、産休育休中の社員に対しては、会社情報へアクセス可能なインターネット環境の提供、会社トピックスを満載したママ☆パパバックアップ通信の定期配信などを行うことで、期間終了後のスムーズな職場復帰を応援しています。また、職場復帰後は、仕事と家庭の両立支援を目的に在宅コールセンター機能の提供、勤務時間の緩和などを推進しています。

2021年度の「育児休業取得率」は女性100%、男性100%となっており、多くの社員が子育てをしながら活躍しています。 今後も、より働きやすい職場環境を目指し、各種制度の充実に取り組んでいきます。

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プラチナくるみん

女性活躍推進法に基づく認定マーク(えるぼし)の取得

「女性の活躍推進に関する状況が優良な企業」として2023年10月18日付で厚生労働大臣から認定を受け、「女性活躍推進法に基づく認定マーク(えるぼし)」の最高位である3つ星を取得しました。
当社は女性活躍推進計画に基づき、具体的な目標を定め、継続的な取り組みを進めている中、高いパフォーマンスを発揮している女性社員について、管理職への登用を促進しており、2022年度における女性の管理職比率は約30%となり、また、係長級比率は既に50%を超えています。ロールモデルとなる社員が増えたことで、女性社員にとって管理職として活躍することが1つの目標となっています。また、2022年度の有給取得率は約90%と高く、多くの社員がワークライフバランスを充実させています。
今後も、女性の活躍を推進するとともに、すべての社員が働きやすく、いきいきと活躍できる職場環境づくりに取り組んでまいります。

女性活躍推進法に基づく認定マーク(えるぼし)

サスティナビリティ

東京海上グループにとってのサステナビリティは「経営理念の実践」そのものです。
当社では、社会課題の解決、安心・安全で持続可能な社会の実現を目指し、特に事業を通じて以下の取り組みを進めています。

  • 台風、地震などの自然災害、新型コロナなどの感染拡大時においても、安定的な受電態勢を確保することで、社会インフラの安全・維持に貢献してまいります。
  • 自動車事故のお客様に対して、環境負荷の少ない修理が可能な工場等をご紹介することで、リサイクル部品の使用など循環型社会の実現に貢献してまいります。

また、地域・社会貢献活動では、社会福祉法人日本点字図書館とタイアップし、視覚障がい者向け用具の販売・郵送時に必要なエコ封筒作りなどの取り組みを長年に亘り続けています。